羽田空港日本航空機炎上事故から考える。ペットが客室に搭乗できる航空会社まとめ

2024年1月2日17:50頃、羽田空港に着陸した日本航空(JAL516便)の旅客機エアバスA350機が、同空港滑走路で海上保安庁機JA722A機と衝突し炎上するという事故が起きました。
前日の元旦に発生した能登半島地震の被災地に支援へ向かおうとしていたそうです。

日本航空(JAL516便)に登場していたのは、人だけではありませんでした。家族、パートナー、子どもとして私たちにとってかけがえのない存在であるペットは貨物室から出ることはできませんでした。 一部の航空会社では、一定の条件をクリアすればペットが客室に搭乗することが可能です。今回は、ペットの権利について考えてみたいと思います。

JAL海保機と羽田空港で炎上

画面に映る、真っ赤な機体を包む炎と黒煙の恐ろしさに、本当に日本の羽田空港で起きた事故なのだろうかと、疑いもしました。JALの乗客乗員は367人全員無事という速報で胸をなでおろした人も多いのではないでしょうか。

その一方で、海上保安庁機JA722A機の乗員6人のうち5人が死亡したという、衝撃の強さを突き付けられる事実。なんとも痛ましい・・・。困っている人を助けに行こうとして事故が起きてしまうなんて。亡くなられた方のご冥福を祈るとともに、ご遺族の心が少しでも休まりますように。

エアバスA350機だから助かったという説

衝突の大きさから、直ぐに黒煙と炎で日本航空(JAL516便)の機内も熱く恐怖に包まれたと、乗客の方がインタビューで話されていました。避難出口は一か所しか使用できなかったようですが、衝突後の最初の火災の90秒間は、火災が一か所だけの発生だったため、そのわずか90秒の間に乗務員が乗客を見事に避難誘導をすることができたようです。

普段から、緊急事態に備えて、日本航空で避難誘導の指導が徹底されていたからこそ、乗客乗員全員が避難することができ、乗員の方の勇気に拍手を送りたいと思います。

また、今回衝突をした日本航空(JAL516便)の旅客機エアバスA350機は、カーボンファイバイー複合素材で製造されています。カーボンファイバー複合素材は、機体重量を軽量化するだけでなく、火に強いのが特徴です。

JAL機にはペットも乗っていた。亡くなったのは同じ命


海上保安庁機JA722A機に搭乗し、亡くなられた5人の方。非常に悲しく残念な現実です。民間機に搭乗していた多くの人の命が助かったのは、まさに奇跡といえるでしょう。かといって、亡くなられた人のことを忘れてはいけません。

命は、人に限った、人だけに与えられているのではありません。ペットの命も同じです。
ペットをパートナー、親友、子ども、兄弟として大切にしている人も多くいます。私もその一人です。人命を優先するのは当然のこと。けれどペットも家族であり大切な命です。大切な家族を閉じ込める、そのまま一人で恐怖の中、逝かせることになるのは耐え難いです。

ペットが苦手な人も、動物アレルギーの人もいます。けれど家族同様のペットが貨物に荷物として乗せられることは、これから見直してもらえないのでしょうか。今回の事故が起こる前から、ペットを貨物室に乗せることに抵抗と違和感を強く感じていました。

自分が一人、狭いゲージに入れられて何時間も暗く轟音のする貨物室に閉じ込められ、炎と黒煙に包まれたら・・・大切なペットにもそんな恐ろしい体験をさせたくありません。

ペットの客室搭乗を認めている航空会社

日本の代表的な航空会社である、JAL、ANAではペットの客室搭乗を認めていませんが、航空会社によっては、条件を満たすことでペットの客室搭乗を認めています。ペットの同伴規定については、各航空会社に直接お問い合わせください。

merolian
動物の輸送には交際航空運送協会(IATA)という国際組織が定めている安全基準があるから、事前にしっかりチェックしよう。
tororo
目的地となる国ごとに、動物の入国条件もあるよ。知らなかった!とならないために確認しておこう。

 

スターフライヤー

FLY WITH PET!についてご案内。スターフライヤー(SFJ)は全便・全席レザーシート&座席が広く電源付!国内線の…

ユナイテッド航空

エア・カナダ

本ページに記載された規定や規制、ヒントは、ペット連れのご旅行の計画をサポートするためのものです。…

デルタ航空

米国内および世界各地への旅をリードするデルタ航空は、60ヵ国300以上の都市への航空券およびフライトをご提供しています。…

エールフランス航空

大韓航空

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家族と同然の愛犬を連れて飛行機に乗りたい。だけど愛犬の健康やストレスが心配。そんな時に客室にペットと一緒に搭乗できる航空…

アメリカン航空

フィンランド航空

ペットにも客室搭乗の権利を

ペットを貨物室に預けるより、飼い主にとっては客室に一生に搭乗ができたら、安心ですよね。もちろん、ペットや動物が苦手な人に迷惑をかけないためのルールが必要です。
一定のルールを満たすことで、貨物ではなく客席にゲストとしてペットが搭乗できるようになることを願っています。

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